第1回日本女子囲碁リーグ 「チーム囲碁・将棋チャンネル」が初優勝

2025/06/28 19:13 

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 第1回日本女子囲碁リーグ(日本棋院主催)決勝が28日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、「チーム囲碁・将棋チャンネル」(藤沢里菜女流本因坊、星合志保四段、徐文燕二段、高山希々花初段)が、「チームセンコーグループ」(上野愛咲美女流立葵杯、牛栄子四段、万波奈穂四段、井澤秋乃五段)に勝ち、初優勝を飾った。

 同リーグは、日本棋院が2024年に100周年を迎えたのに合わせて創設された。参加したのは、チームセンコーグループ(監督・吉原由香里六段)▽チーム囲碁・将棋チャンネル(監督・鈴木伸二八段)▽チーム名古屋(監督・下島陽平八段)▽チーム若鯉(監督・山本賢太郎六段)▽チーム福岡(監督・鶴山淳志八段)の5チーム。同年7月に開幕し、各チームが8回ずつ戦い、勝ち点上位のチームセンコーグループとチーム囲碁・将棋チャンネルが決勝に進出した。

 決勝は、上野女流立葵杯と藤沢女流本因坊、牛四段と星合四段、万波四段と高山初段がそれぞれ対戦。藤沢女流本因坊と牛四段、高山初段が勝ち、チーム囲碁・将棋チャンネルが2勝1敗として優勝した。

 チーム囲碁・将棋チャンネル監督の鈴木八段は「負けた対局も含めてみんながいい戦いをしてくれて心配するところはなかった。(この日の高山初段の勝ちで)チーム全員が勝利して最高の形で優勝できてよかった」と語った。藤沢女流本因坊は「(上野女流立葵杯との対局は)あまり勝つことは意識していなかったが、何とか結果が幸いして良かった。すごく良いチームで楽しい1年間だった」と話した。【武内亮】

毎日新聞

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