契約トラブルは188番…「いやや」で覚えて 防犯漫才で呼びかけ

2025/04/25 16:49 

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 不必要な工事をさせて高額請求をする悪質リフォームの被害を防ごうと、警視庁生活安全総務課は25日、大田区の区産業プラザPiΟで区民ら約60人に防犯セミナーを開いた。

 悪質業者は、住宅に突然訪問して「屋根が壊れている。通行人がけがをしたら大変」などと不安をあおり、契約を急がせる特徴がある。川原匡平課長は「怪しい業者に応対しないことが大事。押し切られそうになっても、その場で契約しないで」と説明。お笑いコンビ「キラーコンテンツ」が防犯にまつわる漫才を披露し、契約トラブルを電話で相談できる消費者ホットライン「188」について「詐欺は『いやや』で覚えて」と呼びかけた。

 警視庁によると、2024年、不審な業者の訪問に関する相談は約2300件寄せられ、うち約1000件が屋根、約300件がガスや給湯器に関するものだった。【菅野蘭】

毎日新聞

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