森友関連文書、4日午後に一部開示 財務省が赤木さんの妻らに

2025/04/04 11:30 

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 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題を巡り、財務省は4日午後1時、関連文書の一部を開示する。改ざんを苦に自殺した財務省近畿財務局元職員の赤木俊夫さん(当時54歳)の妻雅子さん(54)が明らかにするよう求めていた。

 財務省は関連文書を段階的に開示していく。最初となる今回は学園が国有地を取得するまでの間、財務省が学園側と交渉した記録などが対象になるとみられる。雅子さんが代理人弁護士と財務省に出向いて文書を受け取る。

 雅子さん側の公開請求は改ざん問題を捜査した検察当局に対し、財務省が提出した一切の文書を対象としている。財務省は全体で17万ページに及ぶとしており、今回はこのうち2000ページ超で、6月には生前の赤木さんが残していた文書が開示される見込みとなっている。【土田暁彦】

 ◇財務省の公文書改ざん問題

 学校法人「森友学園」が大阪府豊中市の国有地を約8億円の大幅値引きで取得した取引を巡り、財務省と近畿財務局は決裁文書の改ざんを繰り返した。安倍晋三首相(当時)が2017年2月、「(取引に)私や妻が関与していれば首相も国会議員も辞める」と国会で答弁。佐川宣寿・理財局長(同)が主導し、決裁文書から安倍氏の妻昭恵氏らの名前が削られ、交渉記録が廃棄された。有印公文書変造容疑などで刑事告発された佐川氏を含む財務省職員38人は不起訴になった。

毎日新聞

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