富士山の麓で「バナナが実をつけた!」 標高600mの御殿場市印野で“夏の奇跡”

2026/08/11 11:30 

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 御殿場市印野の岩瀬茂さん(76)宅に植えられたバナナがこのほど、初めて実をつけた。バナナは熱帯から亜熱帯に広く分布し、国内では沖縄県などで露地栽培されているが、消費されるほとんどが輸入品。印野地区は標高約600メートルの冷涼な気候が特徴的で、岩瀬さんは「室内ではなく外の畑に植えている。富士山の麓で実がなるなんて夢にも思わなかった」と驚きの声を上げる。
 約30年前、当時勤務していた会社の事務員から譲り受けたもので、自宅の畑に植えて育ててきた。最初に実を確認したのは6月19日。そこから観察を続け、現在は実が18本ほどの房が4〜5程度あるという。実は緑色で、約5センチまで成長している。
 夏場でも涼しい日が多い同地区だが、最近は年々暑さが増していると岩瀬さん。温暖化の影響も結実の要因になったと予想しつつ、「今後も経過を観察していく」と貴重な経験に興味を抱いている。
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