聖隷三方原病院、入院患者の身体拘束を“最小化” 院内全体で取り組み 老人看護専門看護師の佐…

2026/08/08 08:21 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 本年度の国の診療報酬改定に伴い、各医療機関が入院患者の身体拘束の抑制策を課題として進める中、聖隷三方原病院(浜松市中央区)が、院内全体での身体拘束の実施割合を低く維持するなど対策で効果を挙げている。専門看護師が約10年にわたり、高齢患者の意思を尊重して不安感を取り除く実践策を院内で広めた。「患者との徹底的な対話と地道で細やかな配慮が不可欠」と患者の尊厳と安全を両立する医療の重要性を発信する。
  同病院は高齢患者の看護経験が豊富な佐藤晶子さん(55)が2015年に「老人看護専門看護師」に認定され、当時所属していた整形外科で身体拘束の最小化に向けた取り組みを開始した。翌年には多職種による認知症・せん妄ケアサポートチームも発足するなど身体拘束患者を4割減らし、17年には病棟でゼロを達成した。19年には専門・認定看護室に移り、病院一体で最小化に取り組むなど院内全体の身体拘束は現在2〜3%台を維持する。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報