FDAがコロナ禍後、初の黒字 売上高300億超え過去最高に 

2026/07/15 11:30 

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 静岡など全国17空港で29路線(季節運航を含む)を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)の2026年3月期決算は、観光、ビジネス客の回復や運航路線の効率化などが寄与し、新型コロナウイルス禍以降で初めて黒字となった。売上高が300億円を超えて過去最高になり、7期ぶりに数億円の経常利益を計上したという。7日までの同社への取材で分かった。
 同社はコロナ禍の影響が最も大きかった20年度に売上高が100億円以下に落ち込み、21年3月期決算で数十億円規模の経常損失を計上した。23年5月の「5類移行」後も、主力だったツアー客の大幅減など旅行形態の変化のあおりを受けたが、行楽期を中心に需給バランスに応じた増減便や季節運航、チャーター便の稼働率向上などを進め業績が回復。25年度は全路線の搭乗率が74・1%と過去最高になったという。
 昨年10月には、「福岡―花巻(岩手)」「福岡―仙台」の2路線を新たに開設。韓国などアジア圏から地方都市への乗り継ぎの利便性を高め、これまで全体の1%程度だったインバウンド(訪日客)の取り込みにも注力する。一方、本年度は中東情勢の混迷に伴う燃料油価格の上昇や、海外製部品の価格高騰などで経費の増大が予想されることから、高収益路線のさらなる効率化に加え価格転嫁も視野に入れるとしている。
静岡新聞

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