湖西市・浜松市の老舗スーパー「かきこや」 6月29日から移動販売 地元の農水産物など「よそ…

2026/06/29 10:22 

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 湖西、浜松両市で5店舗を展開するスーパー「かきこや」(飯田治幸社長)が29日、新たに移動販売のサービスを開始する。過去に実施した宅配弁当のサービスを通じてスーパーが近い地域でも買い物に行けず悩む高齢者の存在を知り、地元の味を届けようと移動販売の実施を決めたという。湖西市新居町の仲町店を拠点に利用希望に合わせた柔軟なコース設定を目指す。
 昭和5(1930)年創業の同社は、飯田社長の祖父が「かきこ」と呼ばれるかつお節削りの行商をしたのが始まり。地域に根差した老舗スーパーだが、近年は高齢化や人口減少の影響による客足の減少にも直面。飯田社長は「近くに店があっても『そこに行くまでがつらい』という声も聞いた」と語る。移動販売車には生鮮食品のほか、店内調理で人気の高い総菜や弁当、菓子などを積む。1週間前からテスト販売を始め、24日には高齢者向けのサロンが開かれた郷南公民館を訪れた。
 市内ではドラッグストアなど2店が既に移動販売を実施中。同社は他店とのバランスを見つつ、市内全域や浜松市中央区方面にルートを設定する予定という。飯田社長は「地元の農水産物など、かきこやでなければ買えない商品を提供したい」と意気込んだ。
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