JR鷲津駅前の名物カツ丼復活へ 湖西市の「居酒屋まっちゃん」 昭和初期から続く老舗食堂の味…

2026/06/27 09:02 

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 鷲津名物のカツ丼、完全復活へ―。湖西市のJR鷲津駅前にある「居酒屋まっちゃん」が7月上旬、駅前エリアで昭和初期から約80年間続いた食堂「鷲津バー」のカツ丼の提供をランチ営業で開始する。まっちゃんは4月、大正時代から続いた老舗飲食店「とりや食堂」の跡地に移転したばかり。駅前の発展と地域の思い出をつないだ2店の味と場所を受け継ごうと、店主の佐原啓真[ひろまさ]さん(45)=同市鷲津=が地域の仲間と準備を進めている。
 2012年ごろに閉業した鷲津バーのカツ丼は、地域住民が「冷めてもおいしい」と語る甘めの味付けが特徴。鷲津地区の秋祭りなど行事の弁当としても親しまれ、佐原さんにとっても少年時代に野球チームで食べた思い出の味という。元市商工会職員の森谷義之さん(52)=同市鷲津=が元店主にレシピを聞き、味を知る商店街関係者の試食を経て18年ごろに復刻。キッチンカーなどで提供してきたが、森谷さんが実家の電気設備修理業を継いで多忙となり、近年は出店頻度が減っていた。
 佐原さんは昨年中、鷲津バーと同時代に駅前の繁栄を支えたとりや食堂の閉業を知り、空き店舗が目立ってきた駅前の活性化に向け移転を決意した。準備の過程で森谷さんや祭り仲間からカツ丼継承の提案を受け、ランチ営業を担う女性スタッフも現れて定番メニュー化が実現した。
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