静岡県の工場立地件数が減少、全国6位に後退 目指すは「企業立地日本一」…課題解決やアピール…

2026/06/21 11:15 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 経済産業省が15日発表した2025年の工場立地動向調査によると、静岡県の立地件数は前年より7件少ない39件で、全国順位は5位から6位に後退した。立地面積も19・1%減の38ヘクタールと前年を下回った。全国順位は横ばいの12位。
 立地件数と面積の減少は全国的な傾向で、静岡県は基幹産業の輸送用機械器具製造業が8件から4件へと落ち込んだ。背景について、県企業立地推進課は「トランプ関税による先行き不透明感や金利の急騰、建築コストの上昇が影響した可能性がある」との見方を示した。
 県は「企業立地日本一」の実現に向け、年間75件の立地件数を目指している。課題となっている産業用地の掘り起こしとともに、市町と連携して静岡県の立地環境や支援策のアピールに力を入れる。
 業種別の内訳は食料品と金属製品が5件で最多。輸送用機械器具と電気機械器具が4件、生産用機械器具が3件で続いた。地区別では中遠が16件、静清・大井川が12件、西遠が6件、東駿河湾(伊豆を含む)が5件だった。
 調査は製造業、電気業、ガス業、熱供給業を対象に、工場を建設する目的で1千平方メートル以上の用地を取得したケースを集計した。全国の立地件数は118件減の736件、立地面積は39・7%減の1196ヘクタール。
 立地件数のトップは岐阜(72件)で、2位以下は愛知(55件)、兵庫(51件)、茨城(49件)、埼玉(47件)の順だった。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報