「風船届いたよ!」熊本県→静岡県藤枝市約850キロ 園児のメッセージ入り風船が海、山を越え

2026/06/20 11:40 

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 熊本県嘉島町のおひさまリリー保育園の園児が飛ばしたヒマワリの種付き風船が、海や山を越えて藤枝市岡部町の民家敷地内に届いた。ピンク色の風船は同市の岡部聖母幼稚園が譲り受け、園児は同保育園に贈り物を手作りして感謝の気持ちを伝える。
 同保育園によると、6日に行った運動会で年長園児が昼ごろ、風船を飛ばした。子どもたちの成長を願う毎年の恒例行事で、九州から静岡県内まで届いたことに職員や保護者、園児は驚いたという。
 翌7日朝、風船は藤枝市岡部町内谷に住む佐川秀郷さん(79)の自宅駐車場に落ちてきた。佐川さんは「たくさんの子どもたちに夢を持ってもらって喜んでほしかった。園同士でつながれば交流が広がるだろう」と思い、息子が卒園した同幼稚園に寄贈した。
 風船には種と一緒に同保育園名や園児が描いた絵、「子どもたちと育てたヒマワリの種です」「植えてもらえるとうれしいです」といったメッセージが付いていた。同幼稚園の園児は遠方からの珍しい贈り物を不思議そうに見つめながらも喜んだ。今後、届いたことを伝える手紙と写真、風船やヒマワリの絵などを保育園に贈る。種は幼稚園内の花壇に植える予定。
 岡部聖母幼稚園の大西紀江園長は「メールなどを使えば遠方の人と連絡できるが、このような珍しい形でやりとりできることは貴重。いつか子ども同士で少しでも交流ができたらうれしい」と語った。
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