スズキの技術で「仮設生活リスク」を解消? 石川能登町で実証実験

2026/06/21 11:40 

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 スズキは、スズキ自販北陸(石川県)などと同県能登町で、電動車いす「セニアカー」と電動アシスト歩行器「RT.3」を活用した実証実験を本格的に始めた。能登半島地震の応急仮設住宅利用者らの移動手段確保と外出機会創出を図る。実験は7月10日まで行う。
 地震をきっかけにスズキ自販北陸が同町へ車両の貸与を行い、スズキを含め3者が災害時の応援協定を結んだ。仮設住宅での孤立リスクや交通の不便さ、意思疎通の断絶など生活する上での課題が浮上し、解決に向けて実証実験につながった。
 昨年10月に電動車いす1台を貸し出し、利用者のニーズを探った。今回は見守り機能が付いた電動車いすと電動アシスト歩行器合わせて6台を貸し出すなど拡充。さらに、災害時にも活用できる太陽光で発電する充電ポートを設置した。
 実験では利用頻度や目的地など調査し、得られた結果を今後の支援策に生かす。免許返納後の移動手段の確保など、地域課題の解決にも役立てる。スズキの担当者は「より多くの人に使ってもらい、活用方法を探りたい」と話した。
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