宮島未奈(富士出身)の「成瀬は天下を取りにいく」 舞台公演が7月スタート 主演の山下美月が…

2026/06/14 10:58 

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 2024年本屋大賞、23年の第11回静岡書店大賞を受賞した宮島未奈(富士市出身)の人気小説「成瀬は天下を取りにいく」が舞台化され、7月から公演が始まる。5月下旬に都内で制作発表の記者会見が開かれ、主人公・成瀬あかりを演じるアイドルグループ「乃木坂46」元メンバーで俳優の山下美月が「今年の夏は成瀬と一緒に、爽やかに全力で駆け抜けたい」と意気込みを語った。
 滋賀県大津市を舞台に、他人の目を気にしない女子生徒の成瀬と、成瀬の型破りな行動に驚きつつその魅力に引かれていく友人や家族の青春物語を描く。親友の島崎みゆきとの漫才コンビ「ゼゼカラ」、成瀬の特技のけん玉など、小説ファンにおなじみの要素が劇中に盛り込まれる。
 島崎役は映画「ソロモンの偽証」で主演を務めた藤野涼子。成瀬に思いを寄せる男子高校生の西浦航一郎をタレントのISSEI(イッセイ)が演じる。お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山崎静代は成瀬のアルバイト先のクレーマー主婦役で登場する。
 山下は「成瀬は天才だが、完璧な人間ではない。その不完全さが魅力でもある。成瀬が周囲の人を救ったように、見る人の心を救える主人公を演じたい」と語った。藤野は原作を読み「成瀬がチャレンジする姿を見て、こんな子が友達だったらいいなと思った。成瀬の大ファンとして、隣で見守りたい」とやる気十分だ。
 舞台化に当たり、宮島も出演者にメッセージを寄せた。「まだ原作を読んでいない人に、この機会に手に取ってもらえるとうれしい」と期待した。主演の山下には「唯一無二のキャラクターでプレッシャーを感じているかもしれないが、成瀬は自由なので、伸び伸び演じてほしい」とエールを送った。
 東京・池袋のサンシャイン劇場で7月4〜12日、京都市の劇場「南座」で16〜26日、滋賀県の大津市民会館で28〜29日にそれぞれ上演される。
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