静岡県指定有形文化財の金剛力士像「次代へ継承」 静岡市清水区霊山寺で修繕完了式典

2026/06/06 08:12 

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 静岡市清水区の霊山寺仁王門に安置されている県指定有形文化財「木造金剛力士立像」の修繕作業完了を記念した完成法要と式典が5月31日、同寺で開かれた。
 立像は口を開けた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)の2体。いずれも平安〜鎌倉時代に制作されたとみられるクスノキの一木造りで、高さ2メートル超の威容を誇る。近年は風雨などで劣化し、自立できない状態だったため、2023年から約3年にわたって修繕し、今年1月に再安置された。
 法要や式典には檀家(だんか)のほか、作業を担った吉備文化財修復所(埼玉県)の牧野隆夫代表、仁王門からの搬出・搬入作業に尽力した市山岳連盟の関係者ら約30人が参列。同寺の榎本宏純住職は「完成した姿に言葉に表せられないほどの感激があった。地域の宝を守り、次世代へ引き継いでいきたい」と話した。
 式典を記念し、同寺の秘仏である県指定有形文化財「木造千手観音立像」のご開帳も行われた。
静岡新聞

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