冷やし中華の売り上げが40倍に?静岡県内の小売店で「夏商戦」が早くも本格化 人気の暑さ対策…

2026/05/30 08:41 

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 梅雨入り前に30度前後の暑さが続き、静岡県内で夏商戦が本格化している。日中の一時的な気温上昇に対応するため、小型で手軽な暑さ対策グッズの需要が急伸。各地の小売店は夏場に売れる商品の仕入れ・陳列を早くも強化している。最高気温が40度以上となる「酷暑日」への備えも充実させている。
 静岡市葵区の大型商業施設新静岡セノバ内のハンズ静岡店は、母の日(5月10日)商戦後から暑さ対策グッズのコーナーを正面出入り口近くに特設し、売り場面積全体の1割ほどまで広げた。開設直後から携帯型扇風機を手に取る客が多く、特に暑さを感じたときに使いやすい小型機種に関心が集まっているという。
 日傘は軽量かつ遮熱性が高い製品が男女問わず人気で、小学生の娘用に購入した藤枝市の30代女性は「今月中旬から急に日差しが強くなったので、体を暑さに慣らす時間が短い。早く必要だと感じた」と理由を語った。同店で5月の暑さ対策グッズ全般の売り上げは前年同月を上回るペースとなっている。
 スーパーはアイスクリームなどの夏らしい商材の売れ行きが好調だ。フードマーケット・マムを運営するタカラ・エムシー(静岡市駿河区)では、店内で冷やし中華の展開を例年より約1カ月早めた。16〜20日の冷やし中華の売り上げが前週(9〜15日)と比較して約40倍に跳ね上がった。担当者は「暑くなることを見越して陳列計画を早めに練り、広告を打った成果が出ている」と手応えをつかんだ。
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