ひき逃げなど悪質事案の早期解決へ 教習車とレッカーのドラレコ映像を活用 静岡県警と関連業界…

2026/03/09 10:07 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 静岡県内でひき逃げなどの悪質事案が多発する中、県警は2日、重大事件事故の早期解決を目的に、県指定自動車教習所協会(中原克樹会長)と県レッカー事業協同組合(加藤紀明理事長)で協定を締結した。路上教習車や事故対応で昼夜各地を走るレッカーのドラレコ映像を県警に提供し、スムーズな事件解決を目指す。
 県警は県自動車団体交通安全推進協議会と国土交通省静岡運輸支局の3者での協定締結に続く取り組み。県内自動車関連業界全体との連携を広げている。同教習所協会は42校が加盟し、教習車や送迎車など計約1300台、レッカー事業協同組合では10事業所が計86台のレッカーを保有しているという。県警からの照会に対して、各事業者は速やかなドラレコの映像データの提供に協力していく。
 県警本部で開いた締結式で、県警の鈴木光弘交通部長が中原会長、加藤理事長と協定書を取り交わした。中原会長は「免許取得の支援にとどまらない大きな責務を感じることができた」と協定を受け止め、加藤理事長は「レッカーは24時間動いている。特に通行の少ない夜間帯で協力できることが大きいのではないか」と意気込んだ。
 県警交通指導課によると県内では2月末までの速報値で、ひき逃げが計13件発生している。うち死亡ひき逃げ事件が1件、重傷が3件、軽傷が9件。すでに12件を摘発している。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報