介護中も「自分ファースト」 お笑い芸人・にしおかすみこさんら、家族の心身守るヒント語る 沼…

2026/03/07 08:34 

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 認知症の症状やその介護に対する理解を深める講演会「ニンチショウはジブンゴト!」(沼津市主催)がこのほど、同市のプラサヴェルデで開かれた。お笑い芸人のにしおかすみこさんとフリーアナウンサーの岩佐まりさんが出演し、介護者となる家族の心身を守るヒントを市民らに語った。
 にしおかさんは昨年亡くなった認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父、一発屋の芸人の私という家族生活を、自著のエッセー「ポンコツ一家」と同様、赤裸々に明かした。帰省時に直面した家族の異変から実家に戻った経緯や、他人の前で「できます」と見えを張ってしまう母の姿などを回想。無理強いせず、数年かけて母の介護認定を受けた経験を「最後まで家で過ごしたい希望があった。本人が動くまで待つしかなかった」と振り返った。
 認知症の方への対応について「相手の人となりを知ることが大事」だと強調。介護中でも心身を保つこつを「とにかく『自分ファースト』でいい。自らの幸せと元気を一番に考えてほしい」と語った。
 岩佐さんは、長年にわたる認知症の母の介護経験をもとに「一人でやらず、プロに介護家族も支えてもらうことが重要」と助言。医療や介護、福祉の総合窓口となる「地域包括支援センター」の重要性を訴えた。
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