空き物件再生「ゲストハウスに」 伊東市で初のリノベーションスクール 観光客と地域つなぐ場を…

2026/03/05 10:14 

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 伊東市で初となるリノベーションスクールが13〜15日の3日間開かれた。参加者16人が2チームに分かれ、実際の空き物件を題材に地域の魅力を生かした活用法などを学んだ。15日には市内でプレゼンテーションが行われ、市民や物件所有者ら120人に事業提案を発表した。
 リノベーションスクールは実在の遊休不動産を題材に、物件やその周辺エリアを再生するための事業計画を立案して手法を学ぶ。同市が静岡県補助事業の第1号。市内外から参加した20〜50代が同市の中心市街地にある空き物件2軒を訪ね、空き家となる前の姿や、希望など所有者の思いを聞き取った上で、3日間をかけてプランを練った。
 通称キネマ通り沿いにあり、2階にイタリア料理店「トスカナ」の入る4階建てのヤマヤビルを題材にしたチームは、「いとうのフロントラウンジ」とコンセプトを打ち出した。3、4階はゲストハウスに、1階は旅館やホテルなどに料理を供給するセントラルキッチンを設けて地元食材や調理を学べる場にも生かし、観光客が地域とつながる場所とした。メンバーが「伊東が変わる最後のタイミング」との覚悟を語り、ビルを一括で賃貸し、新たに設立する「家守会社」がビルを管理運営する手法を提案した。出席者からはエリア全体への波及に期待する声が上がった。
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