静岡県内「特養」の入居希望者が5年連続で減少… その背景にあるものは?

2026/02/18 08:40 

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 静岡県はこのほど、静岡県内の特別養護老人ホームの入居希望者(待機者)の状況を公表した。2025年4月1日時点の希望者は前年同期比299人減の4487人で、5年連続で減少した。県によると、在宅サービスの充実、浸透などが減少の背景にあるという。
 特養の入所は原則として要介護3以上に限定されているが、要介護1、2でも在宅での生活が困難な一定の事情があれば入所が認められる。全体の待機者のうち、要介護3以上の人は前年同期より256人減の4279人だった。
 要介護3以上で半年以内の入居希望者は204人減の1441人。このうち、1人暮らしで介護者がいない、介護者も要介護者であるなど、入居の必要性が高いと判断されたのは37人減の628人だった。
 市町別では静岡市が782人で最も多く、浜松市557人、藤枝市428人、焼津市334人と続いた。県内特養の25年4月時点の定員は1万9623人。
 県はさらなる在宅サービスの充実や施設の長寿命化の支援に取り組むとしているほか、ヤングケアラーが祖父母や家族の主な介護者となっている場合に入所の優先度を高くするよう指針の見直しも進めている。
静岡新聞

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