今年も登場!大井川鉄道に“食堂車” 20日から運行スタート サクラエビや抹茶…静岡県産素材…

2025/12/16 08:50 

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 大井川鉄道(本社・島田市)は20日、蒸気機関車や電気機関車の急行「かわね路号」でこだわりの弁当を提供する「Train Dining(トレイン・ダイニング)オハシ」を始める。昨年に続き2度目。13日に関係者約20人を招いて試乗会を実施した。
 弁当は、シラスやサクラエビを添えたご飯や抹茶を使った伊達巻など、静岡県内産素材をふんだんに使用。大鉄グループの天神屋(静岡市駿河区)が開発した。
 車両名「オハシ」は、客車の型式の一部「オハ」と食堂車の「シ」を合わせて名付けた。11月に導入した12系客車の一部を食堂車仕様にして運用する。昭和感あふれる車内に木製テーブルを設置した。
 鳥塚亮社長は「12系客車は冷房付きのため、通年で実施できるようになる。弁当や外の景色など、静岡の魅力をより手軽に楽しんでもらえれば」と話した。
 料金は1人1万9800円で、予約サイト「アソビュー!」などから申し込む。各回定員36人で、20日以降の週末や祝日を中心に当面1日1便運行する。
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