80房以上の花芽、鮮やかに 国内有数「オウムカズラ」見頃 東伊豆・熱川バナナワニ園

2025/12/15 08:12 

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 東伊豆町の熱川バナナワニ園で、鮮やかな緋赤色が印象的なつる性植物「オウムカズラ」が見頃を迎えている。気象条件がそろっていることで国内でも有数の開花状況になったと関係者は胸を張る。
 オウムカズラは和名。「レッド・ジェードバイン」とも称される。同園ではつるが20メートル以上に成長し、80房以上の花芽が確認されている。和名の由来は花がオウムやインコの羽色を想起させるため。寒さに弱いとされるが、低温にさらされないと花芽が形成されづらいとの特徴もあり、栽培できる地域が限られるという。
 15〜20日ごろまでが見頃の見込み。植物担当の鈴木翔平さん(29)は「他の大規模の植物園でも栽培例はあるが、これほど見事に咲き誇っていることはなかなかないはず」と来園を呼びかけている。
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