高校生の「ガンプラ」やジオラマ、力作260点一堂に 14日まで静岡で「全国プラモデル選手権…

2025/12/14 09:00 

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 高校生を対象とした模型作品コンテスト「第2回全国プラモデル選手権大会」が13日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で始まった。21都府県の61校約250人が出品し、互いの技術を披露した。14日まで来場者による投票などが行われ、入賞作品を決定する。第1回大会から倍となる出場者が集まった。
 アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルに特化した「ガンプラ」部門やジオラマ部門など6部門に約260点が出展された。雪道を疾走するレーシングカーや岸辺で撃破された船艦、細かな塗装が施されたガンプラが展示された。制作意図などを説明するプレゼンテーション審査も行った。
 プラモデルファンに加え、出場者同士で互いに作品を鑑賞し、交流を深めた。バイク模型を出品した飛龍高模型ものづくり部の3年大木康輔さん(18)は「去年の大会で学んだ塗装や組み立ての技術を生かした。見る人に喜んでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
 高校年代のものづくりへの関心が薄れる傾向にある中、大会を通じて興味を深めてもらおうと、市内の模型メーカーなどでつくる「ホビー推進協議会静岡」や市などで構成する実行委が主催した。
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