静岡県内のインフルエンザ患者数増加 小中高校など計28施設が学級閉鎖

2025/11/01 08:18 

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 静岡県は31日、流行するインフルエンザについて直近1週間(20〜26日)に定点医療機関から報告された患者数が1カ所当たり5・25人となり、前週の4・23人から増加したと発表した。静岡県は前週に流行期入りの目安となる1人を超えた。県感染症管理センターは感染対策として、手洗いの励行や咳(せき)エチケット、ワクチン接種の検討などを呼びかける。
 地域別の定点当たり患者数は西部8・91人、東部4・66人、中部1・86人。保健所別では、御殿場が15・33人と最も多く、西部12・68人、浜松市6・36人などと続く。こども園、小中高校の計28施設が学級閉鎖した。
 新型コロナウイルス感染症は定点当たり2・67人となり、前週の3・01人から減少した。百日ぜきは27人(前週26人)の報告があった。
 RSウイルス感染症は定点当たり0・74人(同1・28人)。県が流行入りの目安とする「1人」を下回ったが、県は「春の流行が小規模だったため、再度増加する可能性がある」としている。マイコプラズマ肺炎は定点当たり0・8人(同0・4人)だった。
静岡新聞

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