3年に1度!「藤枝大祭り」きょうまで 「日本一の長唄による地踊り」や屋台引き回し

2025/10/05 10:55 

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 「日本一の長唄による地踊り」で知られる藤枝大祭り(実行委主催)が3日、藤枝市の旧東海道藤枝宿周辺で開幕した。5日まで、参加する全14区が長唄と三味線、おはやしの生演奏に合わせた地踊りや屋台の引き回しを展開し、一帯は祭り一色に包まれる。
 初日は上伝馬と岡出山両区の子どもから大人までの住民が、飽波神社(同市藤枝)で伝統の地踊りを奉納した。上伝馬区は「五郎時致」「秋の野に出て」、岡出山区は「五郎時致」「雛鶴三番叟(さんばそう)」をそれぞれ繰り広げ、多くの見物客を魅了した。各地区では屋台が勇壮に引き回された。
 大祭りは志太地域最古の社である同神社の3年に1度の例大祭。寅(とら)、巳(み)、申(さる)、亥(い)の干支(えと)で開催年が決まっている。
 4日は神社で千歳区をはじめ、計7区が順番に奉納踊りを披露する。午前10時から神社式典が執り行われ、午後6時半からは同市本町で東部5地区(五十海、白子、左車、下伝馬、市部)の屋台がそろう「東部祭りの会」を予定する。
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