神奈川「メゾンジブレー」の江森シェフ監修…春華堂が新作「和栗スイーツ」 掛川、能登産をモン…

2025/09/26 09:57 

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 菓子メーカーの春華堂(浜松市中央区)は26日から順次、国内産和栗を使った新作スイーツ4種を販売する。同社など52組織が参加する和栗の生産・販売振興団体「和栗協議会」の取り組みの一環。25日に同社の施設「ニコエ」(浜名区)で開かれたお披露目会には、掛川産と能登産の和栗それぞれの特徴を生かしたモンブランやタルトなどが並んだ。

 新作は神奈川県の菓子店「メゾンジブレー」の江森宏之シェフが監修。さっぱりとした味わいの掛川産栗を使った「WAGURIシャンティ」のほか、水分量の多い能登産栗のペーストや甘露煮を使用した「和栗のモンブランロワイヤル」「和栗のプレミアムタルトアンサンブル」、サクッとした食感のエクレア「咲クレール WAGURIブリュレ」が披露された。
 同社は2022年から遠州産和栗のブランド化に取り組む。山崎貴裕社長は「これまでの取り組みが一つの形になった。1次産業の価値を高め、世界に広がる活動になったら」と展望を語った。JA掛川市栗部会の海野一二三前部会長は「私たちの栗が素晴らしい品になった。生産者の励みになる」と喜んだ。
 シャンティは同社施設「スイーツバンク」と「ニコエ」限定で10月31日まで販売。その他3品は、直営6店で11月30日まで並ぶ(タルトは11月1日から)。
 
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