掛川花鳥園（掛川市南西郷）は１７日、同園の畑で巨大カボチャ「アトランティックジャイアント」を収穫した。佐藤和正副園長（４４）が５月下旬に植え付け、丹精込めて育てたカボチャが直径１・１メートル、重さ２４９キロにまで成長した。
　今年は雨不足に悩まされ、水やりに心を配った。カボチャは水やりの加減で形が変わるため、タイミングと量に気を使ったという。つるや葉の手入れにも腐心した。同園では２０１２年ごろからハロウィーン装飾用に栽培をしていて、２２年には４２１・１キロに育ったカボチャが全国２位に輝いた。
　今年のカボチャは１８日から、同園に展示する。佐藤副園長は「厳しい条件の中ではまずまずの出来。記念写真を撮って楽しんでほしい」と呼びかける。