湖西の「うなぽんパン」人気ウナギのぼり! 地元菓子店が「一度限りの限定商品」のつもりで開発…

2025/08/20 09:06 

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 湖西市内に2店舗を置く洋菓子店「パピヨン」(鈴木元社長)が今年、市の公式キャラクター「うなぽん」の顔をかたどった「うなぽんパン」を開発した。当初は5月に開かれた市商工会の産業まつりに向けた限定商品の予定だったが、かわいらしい見た目が客の好評となり定番化が決まった。土日の店頭やイベント時に数量限定で販売し、徐々に評判を広げている。
 あんパンをベースに、メロンパンの生地を表面に使ってパンダウナギと黄金ウナギをモチーフにしたうなぽんの顔を表現した。体の色に合わせ、中身のあんはラムネ味とカボチャ味の2種類を用意。表情や色合いを寄せるため試作を重ね、オリジナルの型も作って製造しているという。
 うなぽんの誕生日でもある5月31日に、湖西運動公園で開かれた産業まつりで40個を販売したが、瞬く間に完売。「買えなくて残念だった」という声を受けて店頭販売を決め、土日に湖西店(同市岡崎)と新居店(同市新居町)で10個ずつ販売している。
 今後はイベント出店の目玉商品としても定着を目指す。担当者は「大人にも『かわいい』と褒めてもらい、頑張ったかいがあったと感じる」と喜ぶ。1個税込み500円。
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