新幹線「N700S」から合金製の覆いが落下 掛川―静岡間の線路脇で発見 検査中に紛失気付く

2025/08/14 08:23 

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 JR東海は13日、東海道新幹線の車両の床下に配置された機器を保護するアルミ合金製の覆いが落下し、掛川―静岡間の上り線の線路脇で見つかったと発表した。落下に伴うけが人はいなかった。同社は原因を調べている。
 同社によると、同日午前0時5分ごろ、係員が東京都品川区の車両基地で検査中に、営業を終えた車両の覆いが1枚なくなっていることに気づいた。その直後、掛川―静岡間で夜間作業中の別の係員が落下した覆いを見つけた。この車両は12日午前10時10分に掛川駅を東京方面に発車していて、直後の低速走行時に外れたとみられる。
 覆いは「側カウル」と呼ばれ、縦80センチ、横60センチ、厚さ7センチ、重さ約8・5キロ。10日の点検時には設置を確認していたという。覆いが落下したのは最新型車両「N700S」だった。
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