「20年で登頂3100回」 掛川・粟ケ岳でチャレンジ続ける75歳 地元観光協会支部が表彰

2025/08/12 08:09 

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 「山の日」の11日、掛川観光協会掛川支部は掛川市北部の粟ケ岳(標高532メートル)に100回以上登頂した人を表彰した。山頂の世界農業遺産茶草場テラスで表彰式を開き、約20年間で通算3100回登頂した同市千羽の甲賀紀久夫さん(75)らをたたえた。
 同協会の岡本昌太専務理事から代表者に表彰状が贈られた。甲賀さんは55歳ごろから粟ケ岳に登り始め、直近1年間は雨天の日などを除いて約300回登頂した。いつも午前5時ごろから入山し、1時間20分ほどで頂上まで往復するという。始めたきっかけは、当時山頂の売店に掲示されていた登山者の登頂回数を見て「自分もやってみよう」と思ったことだったと振り返り、「80歳までは登り続けたい」と抱負を述べた。
 表彰は、徒歩と自転車の登頂者を100回単位でたたえている。徒歩部門は94人、自転車部門は900回登頂した同市の伊藤喜文さんら5人が対象となった。
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