「ただいま」「久しぶり」静岡県内、お盆休みの帰省ラッシュ本格化 新東名で事故渋滞も

2025/08/10 08:28 

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 お盆休みを古里などで過ごす人たちの帰省ラッシュが9日本格化し、高速道路や新幹線は混雑した。清水港などの観光地も静岡県外からの来訪者でにぎわいを見せた。
 県内の高速道路は、早朝から昼ごろにかけ、新東名下りの浜松いなさジャンクション(JCT)近辺で複数の事故があり、愛知県にまたがって20キロ以上の渋滞が続いた。午後には渋滞が解消し、静岡県内区間の新東名上り、東名の上下は比較的順調に流れた。
 JR東海静岡支社によると、新幹線「ひかり」の自由席乗車率は下りが最大150%、上りが同120%だった。下りは同日に混雑のピークを迎え、上りは17日を見込む。
 JR静岡駅構内では、主に新幹線乗車口付近が混雑した。インドネシアの仕事から飛行機と新幹線で帰ってきたという増田暁彦さん(31)=牧之原市=は妻と息子との再会を喜び、「お盆はどこも混むし、ゆっくり家で過ごしたい」と家族との時間を楽しみにした。
 4月にリニューアルオープンした静岡市清水区の清水河岸の市「新いちば館」では、休暇を楽しむ多くの観光客でにぎわった。愛知県に単身赴任中の中島諒さん(35)は、徳島県に住む家族と旅行で訪れた。「おいしそうなものばかりで心弾む」と笑顔を見せ、海鮮丼などをほおばった。
静岡新聞

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