戦時下の新聞を発見 浜松の販売店が保管、当時の県民の生活伝える 市立図書館に寄贈
浜松市中央区の新聞販売店「佐野新聞サービスセンター」で、太平洋戦争の開戦から終戦時にかけての静岡新聞や全国紙の紙面が見つかった。大切に保管していた同店の先代代表の思いを受け、家族がこのほど、市立中央図書館に寄贈した。
「空・海の特別攻撃隊出撃」(1945年4月9日付静岡新聞)「沖繩決戰・戰果擴大」(同14日付静岡新聞)。紙面は戦況を伝える見出しが躍り、戦果を強調する記事が目立つ。戦災者の救済措置、空襲で家を焼かれながら穴蔵生活で畑を守り続ける農民の姿など、静岡県の動向や県民の営みを伝える記事も見られる。統制により静岡新聞社が全国紙やブロック紙を代行印刷した「題替新聞」もある。
新聞紙面の大きさで製本された状態で約10冊、計数百部が保管されていた。同図書館によると、今回寄贈された新聞の多くは同館もマイクロフィルムで所蔵しているが、補完する現物資料として重要という。折り目がないなど保存状態が良く、同館業務アドバイザーの鈴木正之さん(86)は「当時の紙や印刷技術を知る上でも貴重な資料で、大変ありがたい」と話した。
同館は今後蔵書として登録し、市民が閲覧できるよう準備を進める方針。
「空・海の特別攻撃隊出撃」(1945年4月9日付静岡新聞)「沖繩決戰・戰果擴大」(同14日付静岡新聞)。紙面は戦況を伝える見出しが躍り、戦果を強調する記事が目立つ。戦災者の救済措置、空襲で家を焼かれながら穴蔵生活で畑を守り続ける農民の姿など、静岡県の動向や県民の営みを伝える記事も見られる。統制により静岡新聞社が全国紙やブロック紙を代行印刷した「題替新聞」もある。
新聞紙面の大きさで製本された状態で約10冊、計数百部が保管されていた。同図書館によると、今回寄贈された新聞の多くは同館もマイクロフィルムで所蔵しているが、補完する現物資料として重要という。折り目がないなど保存状態が良く、同館業務アドバイザーの鈴木正之さん(86)は「当時の紙や印刷技術を知る上でも貴重な資料で、大変ありがたい」と話した。
同館は今後蔵書として登録し、市民が閲覧できるよう準備を進める方針。
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