スズキ「ワゴンR」世界累計1000万台 アルトに次ぎ2車種目 31年9カ月で大台達成

2025/08/05 08:30 

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 スズキは4日、小型車「ワゴンR」シリーズが6月までの販売で世界累計販売1千万台を達成したと発表した。1993年9月の日本での発売開始から31年9カ月で大台に乗った。同社の世界累計販売で1千万台を突破したのは、「アルト」シリーズに次いで2車種目。
 ワゴンRはセミボンネットスタイルの軽ワゴンとして開発された。日本からの輸出モデルに加えて、インド、ハンガリー、インドネシアなど各地で生産され、地域の需要に合わせて改良を重ねた。現在、国内では湖西工場(湖西市)で生産している。
 これまで日本、インド、欧州をはじめ世界75の国・地域で販売。インドではガソリン車よりも燃費性能に優れた圧縮天然ガス(CNG)使用、日本では2021年にスライドドアを採用した「ワゴンRスマイル」などを展開。17年には6代目ワゴンRを発売した。
 鈴木俊宏社長は「ワゴンRは軽ワゴンという革新性や高い実用性が評価され、軽自動車の代表的なモデルの一つになった。今後も販売地域に合わせた開発を行う」とコメントした。
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