掛川市22世紀の丘公園に大型屋内遊び場完成 複合遊具や工作など楽しめる4エリア 2日オープ…

2025/07/02 09:18 

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 掛川市が22世紀の丘公園(同市満水)の多目的施設を改修して整備を進めてきた大型屋内遊び場「mirocco(みろっこ)」が2日、オープンする。開館に先立ち、市は1日、同所で記念式典と内覧会を開き、関係者がテープカットして完成を祝った。
 約800平方メートルに、走り回って遊べる複合遊具を中心に据えた「ぐるぐるのやま」、工作やままごと遊びが楽しめる「わくわくベース」、0〜2歳児向けの「ハイハイのはら」と休憩スペース「ひとやすみラウンジ」の4エリアを配置した。総事業費は2億4700万円。利用料金は市民400円、市外利用者500円、1歳未満無料。火曜休館。
 22世紀の丘公園には屋外に大型複合遊具と芝生広場があり、週末は市内外から大勢の家族連れが訪れる。屋内遊び場の完成で、雨や猛暑に左右されずに遊べる公園施設が整った。久保田崇市長は「子育てに優しいまちとして、さらに発展させていきたい」と話した。
■365日通いたくなる場所に 名称「みろっこ」に願い込める
 掛川市が整備した大型屋内遊び場「mirocco(みろっこ)」は、「3=み」「6=ろ」「5=こ」が名称の由来。365日通いたくなる遊び場に発展するよう願いを込めた。
 遊び場の前身は、老朽化で休止が続いていた多目的施設「たまりーな」内の温水プールと温浴施設。複合遊具があるメインエリアはプールの掘り込みやスロープを生かし、高低差がある遊び場に改修した。
 再整備を巡って、市は利用者アンケートや意見交換会などを展開して方向性を検討してきた。アンケートでは、子どもを安心して遊ばせられる場所を求める声が目立ったという。島田市こども館や焼津市ターントクルこども館など市内外の子育て関連施設を参考に構想を練ったとしている。
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