「炎天下での草取りなくなる」黒紙で水田の雑草抑制 有機米栽培拡大へ、伊豆の国で効果検証
伊豆の国市中の水田でこのほど、有機米の栽培に挑む農家向けに、黒い紙を敷きながら苗を植えて雑草の発生を抑える「紙マルチ田植え」の実演会が開かれた。付加価値の高い有機米の栽培拡大に向け、効果を検証する。
黒い紙はロール状の再生紙。水田に苗を植え付けながら紙で覆うことで、雑草が生えにくくなるという。有機米栽培の農家にとって、雑草を刈り取る手間が省ける。紙は40〜50日で分解され有機肥料になる。
実演会は、同市中の公務員近田和弘さん(59)が管理する「近田ファーム」の約千平方メートルの水田で行われた。今季の同社のモニター公募で近田さんが選ばれたという。
三菱農機販売中部支社の社員が農法を指導し、1本170メートルのロール紙がセットされた専用田植え機を運転した。近田さんは田植え機に乗り込み、やりとりしながら「きぬむすめ」の苗が植えられるのを見守った。農林水産省関東農政局や同市の公益財団法人「農業・環境・健康研究所」の職員も視察した。
近田さんは「夏場に炎天下での草取りがなくなる」とメリットを挙げ、「後継者が増えることにつながってほしい」と話した。有機米は市内の学校給食で提供する予定。
庄司聖志支社長(59)は「中山間地で特に効果があるのでは」と期待を寄せた。
黒い紙はロール状の再生紙。水田に苗を植え付けながら紙で覆うことで、雑草が生えにくくなるという。有機米栽培の農家にとって、雑草を刈り取る手間が省ける。紙は40〜50日で分解され有機肥料になる。
実演会は、同市中の公務員近田和弘さん(59)が管理する「近田ファーム」の約千平方メートルの水田で行われた。今季の同社のモニター公募で近田さんが選ばれたという。
三菱農機販売中部支社の社員が農法を指導し、1本170メートルのロール紙がセットされた専用田植え機を運転した。近田さんは田植え機に乗り込み、やりとりしながら「きぬむすめ」の苗が植えられるのを見守った。農林水産省関東農政局や同市の公益財団法人「農業・環境・健康研究所」の職員も視察した。
近田さんは「夏場に炎天下での草取りがなくなる」とメリットを挙げ、「後継者が増えることにつながってほしい」と話した。有機米は市内の学校給食で提供する予定。
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