豪華絢爛な山車、雨夜にきらめく 吉原祇園祭が開幕 富士で15日まで

2025/06/15 08:30 

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 夏の訪れを告げる富士市の伝統行事「吉原祇園祭」が14日、吉原本町通りを中心に開幕した。各地区の絢爛(けんらん)な山車21台が一堂に会し、旧東海道の宿場町は地元住民の熱気に包まれた。15日まで。
 祭りは「東海一の祇園」と称され、近隣の六つの神社が合同で行っている。雨が降る中、住民らはそろいの法被に身を包み、にぎやかなお囃子(はやし)を奏でながら山車を引き回した。夕方を過ぎると、ちょうちんに明かりをともした山車が鮮やかに浮かび上がり、祭りのムードは最高潮に達した。
 15日は午前11時から午後9時まで。荒々しい「けんか神輿(みこし)」や、初日に引き続き行う山車の競演が見どころ。
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