男性警官を懲戒免職処分 不同意わいせつなどの疑い 静岡県警、被害者保護重視し公表せず

2025/06/15 08:35 

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 静岡県警が、県東部の署に勤務していた40代の男性警察官を身内の女性らに対する不同意わいせつなどの疑いで書類送検し、3月に懲戒免職処分にしていたことが、14日までの複数の関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、男性警察官は2024年、女性の体に触るなどのわいせつ行為をし、同じ女性らを盗撮した疑いが持たれていた。県警の聞き取りに容疑を認めていたという。
 県警は関係者からの相談などを受け、強制捜査の可能性も視野に任意で調べを進めてきた。被害者側が被害申告をしなかったことなども踏まえ、最終的に静岡地検が不起訴処分にした。
 県警は関係性を踏まえ、被害者保護を特に重視して懲戒免職処分を公表しなかった。警察庁の懲戒処分の発表指針に基づき、発表を行わないやむを得ない場合と判断したとされる。
静岡新聞

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