朝採れ「Teaモロコシ」販売開始 島田「KADODE OOIGAWA」 茶殻堆肥でうまみ増…

2025/05/31 08:19 

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 茶殻を使った堆肥で育てたトウモロコシ「Tea(ティー)モロコシ」の販売が30日、島田市竹下の複合商業施設「KADODE OOIGAWA」で始まった。茶どころならではの資源を活用した新名物として、売り出している。
 JA大井川金谷営農経済センターが協力し、金谷地区を中心に市内14農家が生産している。緑茶飲料の製造過程で廃棄される茶殻を再利用することで、環境負荷の軽減を目指す。茶殻はうまみのもとになるアミノ酸などが多く含まれ、食味向上が期待できるという。
 松浦雅晃センター長(55)は「うまみが濃厚で甘みもある。塩ゆでなどでおいしく食べてほしい。今後も茶殻を使った肥料で育てた農産物を増やしていきたい」と話した。
 早朝に収穫したトウモロコシを毎朝数量限定で入荷する予定。価格は5本入り1400円、3本入り840円。販売は7月上旬ごろまでを見込む。
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