ジュビロ磐田・川島 古巣と「特別な試合」 31日、プロスタートの地・大宮戦 17年越し、本…

2025/05/28 10:00 

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 J2磐田の元日本代表GK川島永嗣が、自分を育ててくれた古巣への恩返しを誓う。次節31日に敵地で対戦する大宮は、プロとしてのキャリアをスタートさせたクラブ。「特別な試合」だが、個人的な感情を入れずにチームの勝利に貢献する。
 GK三浦が負傷した17日のいわき戦の途中出場から9日間で公式戦3試合のゴールマウスに立ちはだかる川島。完敗した3月9日の富山戦からいわき戦まで2カ月以上、試合から遠ざかりながら、チャンスをしっかり生かしている42歳に、ハッチンソン監督は「若い選手には、なぜこの年齢まで(現役として一線で)やれているのか、本人に必ず聞けと言っている」と最高の手本になる選手だとしている。
 埼玉県出身で、浦和東高から2001年に大宮入り。地元クラブでの3年間は「プロとしての基礎を築いた場所」で、その後J1の名古屋、川崎、欧州クラブとステップアップし、日本代表守護神まで上り詰めた。
 川島の大宮とのリーグ戦での対戦は2勝2分け2敗。ただ大宮の本拠地NACK5スタジアム大宮での敵地戦に限れば、川崎時代の07年が引き分け、08年は1―2と敗れた。川島は「特別な試合になると思うけど、一番大事なのはチームが試合で勝つこと。個人的な気持ちは横に置き、目の前の試合に集中したい」と、17年越しの「勝利で恩返し」に向け、いつも以上に集中力を高めていく。
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