静岡県内外のクラフトビール醸造所、ウイスキー蒸留所が集まる「静岡クラフトビール＆ウイスキーフェア２０２５」（実行委員会主催）が２４日、静岡市葵区の常磐公園で開幕した。
　県中部を中心としたビール醸造所１３社、県内外のウイスキー蒸留所１１社が公園内に軒を連ね、自慢の酒をアピールした。静岡おでんやチーズ、ハムなど県内の食品会社や飲食店も多数参加し、ビールやウイスキーとの相性を競った。
　参加者は金券として用いるチケットを手に、色や香り、アルコール度数、味わいがさまざまなビールやウイスキーを品定めした。会場ではウイスキーに関するトークショーも行われた。
　同イベントは１５年に初開催。新型コロナ禍の時期を除き、毎年実施している。第１回から関わる中村大航副実行委員長（ガイアフロー社長）は「最初は手探りの運営だったが執念で続けてきた。静岡の酒文化の伸長に貢献できていればうれしい」と述べた。
　２５日も午前１１時から午後５時まで常磐公園で開催する。