世界のサーファー、遠州灘で腕競う 浜松で初の国際大会 300人超出場

2025/05/22 08:47 

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 浜松市中央区の中田島海岸を舞台にした市内初のサーフィンの国際大会「スマトラン・サーファリーズ・ハママツオープン」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送特別後援)が21日、開幕した。25日まで、300人を超える国内外のサーファーが遠州灘で波乗りの腕を競う。期間中は「濤祭(なみまつり)」と銘打ち、音楽、スポーツ体験といった交流イベントを繰り広げる。
 ワールドサーフリーグ(WSL)公認で、世界上位のツアー出場につながるアジア予選に位置づけられている。オーストラリアなど海外で活躍するトップサーファーから地元の小学生まで幅広い選手が出場する。
 午前8時ごろに競技が始まると、選手は華麗なテクニックを披露した。180度回るターンやライディングでスピードを上げる技などを見せ、砂浜にいたファンは大きな歓声を送った。大会実行委の加藤直樹委員長(46)は「親しんでいる地元の海で世界大会を開くことができて感無量。多くの方にサーフィンの楽しさを知ってもらいたい」と語った。
 24日はビーチや隣接の広場で音楽ライブを開催し、サーフ・ミュージックを軸とした多数のアーティストが出演する。最終日の25日はDJのパフォーマンス、スケートボード体験、サウナなどのイベントを行う。入場無料。
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