磐田市は８日、プロレス漫画タイガーマスクの主人公にちなんだとみられる「２代目　伊達直人」を名乗る差出人から、草地博昭市長宛てに１０万円分の図書カードが届いたと発表した。
　市秘書課によると、図書カードは２０２０年から毎年郵送されていて、筆跡などから同一人物とみられる。カードは同日午前９時ごろ、市役所に郵送で届いた。同封の手紙には「医療従事者の方々、ひとり親世帯、園児、学生の皆さまに還元してほしい。今後とも磐田市の未来のためにご尽力願います」との思いがつづられていた。
　市は具体的な使途を検討している。草地市長は「市民が幸せと将来への希望が持てるまちづくりに向け、大切に活用させていただく」とコメントを出した。