「多くの方々を不快に」 地震直後にパーティーの福岡県議が謝罪

2026/08/03 17:25 

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 最大震度7を記録した熊本地震の発生直後の7月28日夜、北九州市のホテルで政治資金パーティーを開いた自民党福岡県議団会長の松尾統章県議(53)は3日、記者団の取材に応じ、会長職を辞任すると明らかにした。松尾氏は「多くの方々に不快な思いをさせた。心からおわびします」と頭を下げた。

 松尾氏は北九州市八幡西区選出の当選7回で、2023年春から自民党県議団会長に就いていた。3日の同県議団の役員会で辞意を表明し、今週末をめどに会長職を退く方針。一方、松尾氏は「説明責任は残っている。信頼回復に行動で示していきたい」と述べ、議員辞職は否定した。

 松尾氏は地震発生から約1時間半後にパーティーを開催。県政報告と飲食を伴う「ビアパーティー」の2部構成で、会費は1万5000円だった。県議会は金銭授受疑惑などで揺れており、松尾氏は開催判明後の取材に対しては、一連の問題について支援者に説明する機会だったなどと釈明。「正直やってよかった」とも述べていた。

 ◇「県議会のドン」に事前相談

 松尾氏は、こうした発言について「どれだけ失礼な言葉、表現に映ったんだろうと思い、辞任を考えた。熊本の人たちに本当に申し訳ない」と謝罪した。辞任は自ら決断したが、自民党県議団所属で「県議会のドン」とされる蔵内勇夫議長には事前に相談していたという。蔵内氏は「そうか」と述べ、了承したという。

 福岡県の服部誠太郎知事は「会長は辞されても、県議として(金銭授受などの)問題に真摯(しんし)に取り組んでいただきたい」とのコメントを出した。【宗岡敬介】

毎日新聞

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