東京・中野区長選 現職・酒井直人氏が3選 「これまでを評価」

2026/06/08 15:51 

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 7日投開票の中野区長選は無所属で現職の酒井直人氏(54)が3選を果たした。当選が決まると支持者を前に「実績を積み重ねてきた。区政をさらに前に進めたい」と語った。当日有権者は27万5286人、投票率は35・05%で前回選(33・72%)を1・33ポイント上回った。

 8日朝、酒井氏は雨の中、中野駅北口の街頭に立った。「これまでの区政を評価してもらった」と多くの支持に感謝。選挙戦で争点の一つとなった複合施設「中野サンプラザ」の再開発については「選挙中も(建て替えではなく)改修を求める意見も受けた。心配している人が多いと感じた」と明かした。取材に「(区民の理解が得られるよう)対話を続けたい」と話した。

 酒井氏は2018年の区長選で立憲民主党などの推薦を受け、5選を狙った現職らを破って初当選。22年の前回選は政党の推薦を受けずに挑み、自民党中野総支部が推薦する元区議との一騎打ちを制した。今回も政党推薦は受けず、「オール中野」を掲げた。周辺首長や地元議員が自主的に応援し、自民は独自候補の擁立を見送った。

 選挙戦で酒井氏は中野サンプラザの建て替えに理解を求め、二枚看板の「子育て先進区」「地域包括ケア」の推進を掲げた。

 他の立候補者はいずれも無所属新人の元区議、吉田康一郎氏(59)▽元会社員、石倉弘次郎氏(28)▽監査法人職員、森川岳大氏(31)▽会社員、秋池幹雄氏(68)。中野サンプラザの再開発に疑問を呈するなどして現区政を批判したが、支持が広がらなかった。

 3人が立候補した区議補選(改選数1)も7日投開票され、国民民主党の大塚桂樹氏(33)が初当選した。【岡正勝、岡礼子】

毎日新聞

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