自民・丸川珠代氏「どの政党でなく、誰が総理かが大事」 東京7区

2026/01/27 16:59 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 衆院選公示日の27日、東京都渋谷区などを含む東京7区に立候補した自民新人の丸川珠代元五輪担当相(55)は同区のミヤシタパーク前で第一声。「必ず高市早苗総理と共に希望ある日本の未来を作る」と訴えると、支持者から「珠代」コールが巻き起こった。

 丸川氏は前回、参院からくら替えして挑んだが、党派閥裏金事件が批判され、惨敗した。

 冒頭でその経緯を振り返り、「落選してから悔しい思いも情けない思いもしたが、皆さんと一緒に楽しく過ごし、ありがたい時間でした」と支持者への感謝を述べた。

 落選中について「永田町にいてはわからなかった皆様の暮らし、街の思い……。例えばこの街では外国人の方が増えています。自分たちの生活のエリアまで入ってきていることに対する不安や戸惑い、あるいは(若い世代の)社会保障制度に対する不安や、逆にもっと支えてほしいという先輩方の思いなどをいっぱい伺った」と述懐。「もう一度挑戦をさせていただこう、その思いでようやくここにたどり着きました」と語った。

 ◇「無職で物価高が染みた」市民目線アピール

 「456日間無職で活動したので、物価高の厳しさは人一倍身に染みた。子どもが卵を残したらものすごい勢いで怒り、高いものは買えないので一生懸命セールを探して歩いた」と“生活者目線”をアピールする場面も。「絶対に政治は国民の暮らしから離れてはいけない、このことを肝に銘じた」と主張した。

 現政権については「高市総理が誕生して、年収の壁を178万円まで引き上げ、ガソリンの暫定税率を廃止してくださった。野党の皆さんと約束はしていましたけれども、きちんと片山(さつき)財務大臣が財源を確保し実現した。これはひとえに、高市早苗総理が決断をし、実行してくれたから」と功績を強調した。

 さらに「どの政党が政権を取るかではありません。誰が総理大臣になるかが大事なんです。高市総理以外に日本を支えられる総理はいないと確信している」と絶叫。

 日本は国会議員が首相を選ぶ議院内閣制のため、国民が直接首相を選ぶことはできない。にもかかわらず高市氏が19日の記者会見で「高市早苗が首相でよいかどうか、国民に直接判断をいただきたい」「高市首相、そうでなければ(中道改革連合の)野田(佳彦)首相か斉藤(鉄夫)首相か」と強調したことに同調した。

 丸川氏の演説に先立ち、片山財務相も駆けつけて高市政権の実績を強調。元スポーツ庁長官の鈴木大地氏も応援演説に立った。

 支持者から激励を受けた後、丸川氏は支持者らに見送られ選挙カーに乗り込んだ。地元区議の一人は「前回選とは(聴衆の反応が)全然違う」と満足そうに話した。【西本紗保美】

 ◇東京7区の立候補者は次の通り(届け出順)

峰島 侑也35党政調会長  チみ新

丸川 珠代55元五輪相   自 新

渡辺 泰之53元総務省職員 維 新

松尾 明弘51元財金委員 ②中 前

石川友梨香29自営業    参 新

入江 伸子63元都議    国 新

毎日新聞

政治

政治一覧>

注目の情報