<1分で解説>辻元議員「高市首相が持論を展開」 台湾有事答弁巡り

2025/12/13 17:55 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 立憲民主党の辻元清美参院議員が、高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁について「歴代政府の見解からは逸脱している」と発言しました。首相の答弁内容と政府が用意した答弁書に違いがあったことが分かっています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「高市首相の台湾有事答弁に関する辻元議員の発言」を解説します。

Q 高市首相の国会答弁って何?

A 高市首相は、衆議院予算委員会で台湾有事が起きた場合、存立危機事態に「なり得る」と答弁しました。

Q 辻元議員が高市首相の答弁を批判したの?

A 内閣官房が台湾有事に関する答弁資料を辻元議員に開示しました。この資料には、高市首相の存立危機事態に関する答弁の内容は記されていませんでした。これを受け、辻元議員は首相答弁について「首相の持論を展開されたものであり、歴代政府の見解からは逸脱しているということが明らかになった」と指摘しました。

Q 首相答弁でどんな影響があったの?

A 辻元議員は、首相の答弁後に日中間で軍事的緊張や経済的損失が生じているとして「首相の責任は重い」と強調しました。

Q 政府がこうした資料を開示することってよくあることなの?

A 辻元議員は「外に出すのは異例のことではないか」と推測しています。

毎日新聞

政治

政治一覧>

注目の情報