<1分で解説>副首都構想、長引く各党協議…小池都知事はどう見る?

2025/10/18 13:15 

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 日本維新の会が自民党との政策協議で実現を求めている「副首都構想」について、東京都の小池百合子知事は17日の記者会見で「しっかりと首都を守っていくという対応は、かねてより行っている」と話しました。副首都構想は、災害時の首都中枢機能のバックアップを担うというものです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「副首都構想への小池知事の発言」を解説します。

Q 首都機能を守る取り組みとして東京ではどんなことをしているの?

A 小池氏は「国も立川市に大変大きい充実した防災拠点を置いている」と話しました。その上で、都が設置している立川地域防災センターを念頭に「都として、さまざまな改修や改善などを図っている」と説明しました。

Q 自民と維新は何を話し合っているの?

A 連立入りを含めた政策協議を進めていて、維新側は副首都構想などの実現を求めています。

Q 誰が首相になるか、まだ決まっていないんだよね。

A 自民総裁選が終わった後も、各党の協議が続いていて、首相指名選挙はまだ行われていません。

Q そのことについて、小池氏は何か話したの?

A 「こういう時、舞台回しをする人が仕切るということがあるが、今回は姿が見えない」とし、「これから重要な国際会議などがあるのに、そこに(新閣僚らが)バタバタと駆けつけるという形で本当にいいのか。そういうさまを海外の方に見せるということで、国益を損じるのではないか」と語りました。

毎日新聞

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