政府・自民党、臨時国会召集を21日軸で調整 当初予定から先送り

2025/10/08 19:57 

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 政府・自民党は臨時国会召集を当初の15日から1週間程度延期し、21日を軸とする調整に入った。複数の関係者が8日、明らかにした。臨時国会では退陣を表明している石破茂首相(自民党総裁)の後継首相を選出するが、政治改革を巡り自民、公明両党の連立協議が難航。一定の時間が必要だと判断した。

 自民は4日に高市早苗氏を新総裁に選出。7日に公明と連立協議を開始した。公明側は政治改革問題で企業・団体献金の受け皿を限定する規制強化案を求めているが、自民側は難色を示している。

 自公両党は10日にも再協議する方針だが、連立協議が整わなければ首相指名選挙で高市氏が選出されるかは不透明となる。自民幹部は「自公連立の前提が整わないと、野党側と協議ができない」と説明した。【森口沙織、竹内望】

毎日新聞

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