「2万円の現金を配るのは買収」 維新の吉村代表が第一声で与党批判

2025/07/03 14:58 

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 3日に公示された参院選で、日本維新の会の吉村洋文代表は大阪市中央区で第一声を行い、社会保険料を引き下げ、副首都経済圏を作るなどと訴えた。与党が掲げる現金給付策については「2万円の現金を配ります、皆さんよろしくって、買収じゃないですか」と批判した。演説の概要は以下の通り。

 夢洲(ゆめしま)というエリアで万博を開催し、多くの人でにぎわっています。いろいろな改革は、大阪の皆さんに支えられて、何とか実現できました。

 社会保険の負担は今、30%になりました。給料から天引きされる社会保険料を少しでも抑えていく努力をしなければなりません。

 なのに、自民党がやろうとしてるのは選挙前だから「2万円の現金を配ります。皆さんよろしく」でしょ? こんなのもう買収じゃないですか。

 いろんなものが東京一極集中です。でも世界を見渡すと、こんな国はほとんどありません。副首都といわれる経済圏域を作っていく。関西が成長すれば日本は成長する。二つのエンジンができたら福岡、愛知、札幌、仙台、いろんな都市がにょきにょき成長して日本を引っ張っていく。そんな構造を作らなければなりません。

毎日新聞

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