再生・石丸代表「掲げるテーマは教育最優先」 東京・大手町で第一声

2025/07/03 14:43 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 3日に公示された参院選で、地域政党「再生の道」の石丸伸二代表は、東京・大手町で第一声を行い、「未来を目指す政治を考えています。掲げるテーマは一つ。教育の最優先です」と訴えた。

 再生の道は、東京選挙区に1人、比例代表に9人の候補者を擁立した。

 石丸氏は「高校の無償化は、教育を受ける側の話。需要側なんです。これをいくらやっても教育の質は上がらない」とし、「再生の道としては、反対サイドの供給側に焦点を当てています」と声を張り上げた。

 政策の柱として、教育人材、教育内容、教育環境の三つを挙げ、「集中的に投資をしていく」とした。

 具体的には①幼稚園から高校までの教員らの残業代の引き上げなどによる待遇改善②オンライン授業の活用による「社会で実際に役立つ知識」の拡充③特別教室や体育館のエアコン整備――を挙げた。

 最後に、2045年には日本の人口が1億1000万人を割り込むとして、「国民一人一人の生産性の向上しかない。全ての世代でこの難局に立ち向かい、乗り越えていく必要がある」と力を込めた。【遠藤浩二】

毎日新聞

政治

政治一覧>

注目の情報