米雇用、2.9万人増どまり 市場予想下回る、利上げ観測後退か

2026/10/02 22:37 

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 米労働省が2日発表した9月の雇用統計(速報値、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月比2万9000人増となり、ロイター通信がまとめた市場予想(9万人増)を下回った。7月と8月の就業者数は計6万人下方修正した。失業率は4・2%で、前月(4・1%)からやや悪化した。

 雇用統計は、米連邦準備制度理事会(FRB)が当面の金融政策運営を判断する上で重視する経済指標の一つ。ウォーシュ議長は9月の記者会見で米国の労働市場について「良好な状態にある」と評価していた。

 FRBは物価上昇(インフレ)の抑制に重点を置いており、追加利上げの可能性も示している。今回の結果で市場で雇用減速への警戒感が意識され、10月会合での利上げ観測が後退する可能性がある。

 今後は14日公表の9月の米消費者物価指数(CPI)などに市場の関心が集まりそうだ。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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