中国とラオス、共同軍事訓練施設を稼働 新滑走路、海外基地化か

2026/09/30 21:38 

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 中国とラオス両軍が、ラオスの首都ビエンチャンの北約50キロにあるバンクン空港で、共同の軍事支援・訓練施設を稼働させた。中国国防省が9月29日発表した。ロイター通信が確認した衛星画像では、新たな滑走路や誘導路などが整備されており、中国が東南アジアで軍事的な足場を広げている可能性がある。

 中国国防省は、ラオス空軍のパイロット育成に使い、両国が共同で運営すると説明。中国側は「第三国を対象としたものではない」としている。駐留する人員や配備する装備などの詳細は明らかにしていない。ロイターによると、2025年末に建設が始まり、農地だった場所に大規模な舗装滑走路や誘導路、駐機場、複数の建物が整備された。

 中国軍は東アフリカのジブチに軍事基地を置き、カンボジア南部のリアム海軍基地にも中国との共同支援・訓練センターがある。シンガポールのラジャラトナム国際研究院のコリン・コー氏は今回の施設について、中国軍にとって「東南アジアで初の本格的な海外基地」に当たる可能性があるとの見方を示した。

 ラオスと長い国境を接するタイの国防省報道官はロイターに、外国軍の拠点を認めるかどうかはラオスの主権に属するとした上で、今後の動向を注視する考えを示した。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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